花粉症
花粉症は、自己免疫疾患です。
人の体には外から体内に入ってきた外的、異物をやっつけようとする
免疫反応があります。
この免疫反応により人はウイルスや細菌などから自分の体を
守ろうとします。
人が健康であるためには 大変重要な働きなのですが・・・
通常体内には異物が入り邪魔なものと判断すると
体外に出してしまおうとする能力が備わっています。
花粉症では異物【抗原】にあたるのが花粉で、
異物を追い出そうと作られる物質が【抗体】(免疫ブログリンIgE)となります。
花粉が毎年体内に少しずつ侵入し続け、何年もかけてIgE抗体が作り続けられます。
そして、ある一定量を越えると突然鼻の粘膜にある肥満細胞の抗体と結びつき、ヒスタミンやロイコトリエン、セロトニン等々・・という刺激性の強い、化学伝達物質が放出されます。
その結果、鼻粘膜に付着した花粉という異物を体外に出そうとして、くしゃみや鼻水が出るのです。
IgE抗体がどの位蓄積すると発症するかは個人差があり、明確ではありません。
花粉症の人は現在1000万人以上いるといわれています。
去年までなんとも無くても今年突然なったりするようです。
そして、杉の花粉が大量に舞っている山間部よりも都市部に花粉症になる人が多いのはなぜでしょう。
どうやら・・・排気ガスとか、新建材からの化学物質とか、 外食、ファーストフード、偏った食生活とかそういったものが複合されているようです。
人間と共存共栄している鼻の粘膜にいる常在菌が、このような環境の中で死滅してしまうことで、鼻の粘膜が乾燥してしまい、外的刺激物を防御できなくなり、白血球が危険を察知して過剰防衛をせざるを得ないという感じなんですね。
ここへまた化学の力を持ってきても一時しのぎにすぎません。
そして常在菌の賦活は望めません。
体が弱っている時こそ、自然界にあるものを体の中にできるだけ入れてあげて、人間が本来持っている自然治癒力を高めながら、常在菌が安心して住み着くことができる環境を作ってあげないと花粉症からアレルギー性鼻炎に進み、一年中苦しみ続ける体質を生涯、抱えて生きていくことになってしまいます。
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